妊娠と体格①

妊娠には適した体格があります。
BMI(Body Mass Index)は、ご存知の方も多いと思いますが、           体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算することが出来ます。

最も理想的なBMI数値は【21】で不妊症のリスクが低いのが20~24です。      BMIが20~24の間でも体脂肪率が28%以上の方は隠れ肥満になるので、       気をつけましょう!

東洋医学で考える肥満

東洋医学で考える肥満のタイプには4つあります。

①胃熱(いねつ)タイプ

脂っこいものや塩分や糖分の摂りすぎ、暴飲暴食、アルコール摂取で起きやすいタイプです。胃に熱がこもることで、満腹感を感じず、食欲が抑えられず食べ過ぎてしまいます。身体の不調として、口内炎、喉の渇き、口臭、便秘、多汗、のぼせるなどを感じる方が多いです。

②痰湿(たんしつ)タイプ

身体にドロドロとした老廃物が溜まっているタイプです。多くは飲食の不摂生により、胃腸の働きが衰えて、水分代謝が滞っています。身体の不調として、痰が多い、食欲不振、下痢、身体が重だるいなどを感じる方が多いです。

③血瘀(けつお)タイプ

ストレスなどにより血行不良になっているタイプです。ストレスなどで気血巡りが悪くなります。また運動不足によっても、筋力が衰え血行不良の原因となります。身体の不調として、肩こり、頭痛、冷えのぼせ、シミやくすみが目立つなどを感じる方が多いです。 

④気虚(ききょ)タイプ

身体のエネルギーが不足しているため、老廃物を代謝することが出来なくなっているタイプです。過労や睡眠不足、胃腸虚弱によりエネルギーが不足するため血を巡らすことができず、滞りが生まれやすくなります。また、冷えやすくなることで基礎代謝が低く、カロリーを消費しにくい傾向があります。身体の不調として、食欲不振、お腹の張り、倦怠感、むくみ、めまいなどを感じる方が多いです。

 

鍼灸治療

何か不調があると、そちらに治すエネルギーが奪われてしまいます。女性の方は妊娠をする過程で「排卵」をします。その排卵をするために体の中ではエネルギーが使われます。鍼灸治療では、一人一人の体質にあったツボを適正に選び、アプローチしていき症状の緩和、軽減をしています。ツボを鍼で刺激したり温めることで、臓腑を温め働きを高めると共に、血流や水分代謝の改善をします。そうすることで、子宮に十分なエネルギーをおくることができ、妊娠しやすい身体をつくっていくことが出来るのです。

 

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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文

大阪市西区北堀江1-13-4                                       サンシステム堀江公園前ビル9F/8F

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