胚移植の鍼灸治療について

妊娠出産にはご自身の体質が重要になってきます。
なかなか思うような結果がでないとお悩みの方は、ご自身のお身体を見直すことも大切ですよ。

体質改善には週に1回の鍼灸治療を提案しています。
体質改善をしながら胚移植を受ける患者様もいらっしゃいます。

胚移植とは

採卵し受精、分割が進んだ胚を子宮内膜に戻すことを胚移植といいます。

分割がどれだけ進んだ胚かによってスケジュールは変わってきます。
初期胚と言われる胚は受精から2~3日目の胚です。胚盤胞は受精から5~6日目の胚です。

自然妊娠の場合、卵管膨大部で卵子と精子が出会い受精し、細胞分裂をしながら子宮内膜に辿り着きます。
子宮内膜にたどりつくのが約5~6日目で胚盤胞の状態の胚ということです。そして受精から約7日後に子宮内膜へ着床がはじまります。
着床が完了するのが受精から約12日後、ここで妊娠が成立します。
その後、うまく細胞分裂が進むと、約5日後から妊娠反応がでてきます。着床がはじまってからだと約10日後です。

胚移植の場合も、着床の時期は変わりません。

鍼灸治療でできること

移植の前には受精卵のベットである子宮内膜をふかふかにするための治療をします。
子宮内にしっかりと血流を送ることで子宮内膜を分厚くしていきます。

移植後は着床を促すために鍼灸治療をしていきます。
受精卵を内膜に戻す際に、脳が受精卵がいることを認識し、妊娠維持のためのホルモンを分泌する必要があります。子宮内の環境を整え、ホルモン分泌が正常になるように治療していきます。

その後は、着床の維持をするために、常に血流がよい状態にしていきます。

鍼灸治療のスケジュール

基本的には週1回の鍼灸治療で体質を整えていきます。

胚移植の前日に1回
着床時期に1回
その後は判定日まで4~5日に1回の鍼灸治療をおすすめしております。

常に血流が良い状態をキープできるようにしていきます。

そして、妊娠判定がでると、次はマタニティ鍼灸で流産防止の鍼灸治療をしていきます。

まとめ

現在、年齢によって胚移植は保険適用の回数制限があります。
保険内で受けれるようになって、胚移植を受ける人数は年々増えてきています。
しかし、胚移植の出産率は約10%です。陽性判定がでるのは20%ほどありますが、実際その後の流産率が高いということです。

だからこそ、体を整えて胚移植にのぞむことをおすすめしています。

これから体外にステップアップを考えている方、胚移植を何回かしているがうまくいかないとお悩みの方、ぜひ一度当院までご相談ください!

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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文

大阪市西区北堀江1-13-4                                       サンシステム堀江公園前ビル9F

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