どうして「冷え」ってよくないの?

血液は温かいんです

妊活中は身体を冷やさないことが重要になってきます。

なぜなら、生殖器は冷えやすい器官だからです。

私たちの身体を巡る血液は、筋肉などの熱を作る臓器を通過することで温められます。この温かい血液が心臓によって全身へ送り出されることで身体は温められていきます。つまり、血液の循環が悪いと温かい血液が巡りにくくなり「冷え」につながります。言い換えると身体のどこかに「冷え」を感じるということはその部分の血液の循環が悪く、温かい血液が充分に行届いていないということです。

妊活に重要な血管

全身の血液は生命活動に直結する臓器に優先的に送られていきます。そのため血液は脳や肝臓などの消化器系や腎臓に特に多く送られて行きます。

それに比べると生殖器に送られる血液はとても少なくなっています。子宮や卵巣に栄養を運ぶ子宮動脈、卵巣動脈は細い血管のために血流量が少なく冷えやすくなってしまいます。

なぜ冷えることに注意する必要があるのでしょうか

身体が冷えることで血管は収縮します。生殖器のような細い血管がさらに収縮して細くなってしまうと血流量が低下します。すると、温かい血液が子宮や卵巣に届けられず冷えてしまいます。

そうすると、妊娠に至るまでに大切なホルモンが届きにくくなり、卵子の発育が滞り、受精しにくくなってしまうために妊娠の確率は下がってしまうと考えられています。

また、卵巣機能の低下にもつながることがあり、排卵障害を引き起こす恐れがあります。そのために特にお腹の冷えには注意をする必要があります。 

不妊治療とメンタル

不妊治療を進めていくと妊活に対してストレスが大きくなっていく方もいます。

ストレスとは、交感神経が優位になっている状態のことです。しかし内臓は副交感神経が優位な時(リラックスしている時)に活動します。そのため、ストレス下では、内臓の働きが悪くなりお腹の冷えにつながってしまいます。

また、ストレスにより妊活中に大切な女性ホルモンの分泌がされにくくなることもあるので注意が必要です。これは男性も同じで、ストレスにより疲れがたまることで精子が作られる量が減ってしまうことがあると考えられています。

お灸でのホームケアをおすすめしています♪

このように妊活には、「ココロ」と「カラダ」のどちらも温めてあげることが大切です。

私たちはホームケアとして「お灸」をオススメしています♪

子宮の外側は子宮筋層という筋肉でできています。お腹が冷えてしまうと筋肉は収縮して硬くなりやすくなってしまい血流が悪くなってしまいます。そこで、お腹にお灸をすることで、皮膚下の血管が温熱刺激を受け、血管が拡張し、血行が良くなります。血流が良くなることで身体も温かくなり、筋肉の緊張もゆるめることができます。

また、お灸に使われている艾にはチオネールというアロマ成分が入っていて、自律神経を整えるリラックス効果もあります。お家でお灸をして、ゆったりとリラックスした時間を持つとストレス解消にもなり、ココロもカラダも温めることができるのでオススメです。