妊活に食養生の基本「医食同源」

私たちは生きるために毎日食事をします。体はご自身が食べた物で出来ていると言ってよいでしょう。
東洋医学では「医食同源」または「薬食同源」といって、食べ物は薬にもなると考えます。食べ物の性質や働きを知って上手に組み合わせて食べることで、健康になり病気を未然に防ぐことができるというもの。
このように食べ方の工夫で健康で妊娠しやすい体をつくることを「食養生」といいます。さらに病気の回復を目的としたものを「食療」といい「薬膳」は食療の一つです。

食養生

食材がもつ特徴は、五性や五味が手掛かりとなります。
五性は体を温めたり、冷やしたりする性質を五味は食物の働き、または働きかける体の部位を表します。
これらをバランスよく組み合わせることでその働きが発揮されるのです。

五性とは

「寒性」「涼性」「平性」「温性」「熱性」があります。

【寒性】

体を冷やし、炎症を鎮める働き。主な食材は
・にがうり
・たけのこ
・海藻類
・バナナ など

【涼性】

穏やかに体を冷やします。
・きゅうり
・セロリ
・トマト
・ナス
・緑茶 など

【平性】

寒涼、温熱のどちらのも偏らず常食するものが多い。
・豆腐
・いも類
・にんじん
・キャベツ
・豚肉 など

【温性】

穏やかに体を温めます。
・かぼちゃ
・ネギ
・しようが
・えび
・鶏肉 など

【熱性】

体を温め気分を高揚させます。
・羊肉
・シナモン
・こしょう
・唐辛子 など

まとめ

注意すべきは本来体にとって必要な物でもとりすぎたり、足りなかったりしてバランスが悪いと時に毒になってしまうということ。
妊娠し、赤ちゃんを元気に育るためにもご夫婦が健康であることが大事ではないでしょうか。
正しい知識を持つことはもちろん、偏らず旬のものや地元でとれたものを食べるなど自然に逆らわない食べ方も大切ですよ。

 

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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文

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