不妊治療のストレスに¨涙と心のケア¨
妊活中は思うような結果がでないと、不安や悩みがつきないですよね。
その気持ちを溜め続けていると、心がどんどん元気をなくしてはいませんか?
うまくストレス発散できればいいのですが、発散方法がわからないという方に今回は「涙活」をおすすめします!
涙を流すことで気持ちがスッキリすることはありませんか?
今回はなぜ涙を流すことが良いのか、また妊活にどう関わるのかをお話させていただきます。
泣くことの効果
そもそも私達はなぜ涙を流すのでしょうか?
実は涙にも種類があり、涙を流すことは私達の身体にとって多くのメリットがあります。
①反射性の涙(目に何かが入ったときに出る涙)
・目に害を及ぼすものから防ぐ・・・目に不快感を与えたり、傷つけたりする可能性のあるものを排除する
・汚れを洗い流す・・・目にほこりやアレルゲンが入ったときに洗い流す
②基本的な涙(普段から目を保護し潤滑にする涙)
・ドライアイを抑制する・・・基本的な涙を作ることでドライアイを防ぐ
③感情的な涙(感情によって引き起こされる涙)
・心のデトックスにつながる・・・涙の中には、コルチゾールと呼ばれる成分が含まれています。別名ストレスホルモンと言われ免疫力の低下・血圧や心拍数の上昇・ホルモンバランスの崩れなど身体に悪影響を及ぼします。涙を流すということはこのストレスホルモンを体外に排出することに繋がり、泣いた後に気持ちがスッキリするのはこのためです。
・ストレスの緩和・・・オキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは幸せホルモンと言われ脳の疲れを癒す、気分を安定させる、幸福感をもたらすなどの働きがあります。
・痛みの緩和・・・涙を流すと脳内でエンドルフィンが分泌されます。エンドルフィンには強い鎮静作用があり、痛いときに涙を流すことで痛みを緩和します。
・安眠効果・・・泣いた後というのは気持ちが落ち着きよく眠れることが多いです。それは脳から分泌されるセロトニンが精神の安定やストレス軽減の役割があり、涙を流すことによってセロトニンが増加するからです。
上記で述べたように涙には様々な効果があります。
ストレスを発散できずにいると・・
とくに③感情的な涙は妊活では重要になり、泣きたいという感情は身体からのなにかしらの信号です。我慢をするとストレスにストレスをかけているのと一緒なのです。
感情を抑えるていると、体内でストレス物質のアドレナリンやノルアドレナリンが分泌されています。これにより、胃酸が過剰分泌し胃が痛くなったり、免疫細胞の働きが低下し免疫力がおちてしまう原因になります。
また、ストレスにより自律神経が乱れ血管が収縮してしまうので血行不良になり、子宮に栄養を届けづらくなったり、温かい血液を届けられないので冷えにも繋がります。
涙を流すために・・
「泣く」といってもなかなか難しいときもあります。そんなときは、感動的もしくは悲しいドラマや映画を見て泣いてみましょう。
また、心の声に耳を傾ける時間も作ってみてください。
ぬるめのお風呂にゆったりと浸り、呼吸に意識を向けると心身のリラックスになります。
呼吸をする際は、上半身の力を抜いて丹田(臍下4~5cmの所にあります)に意識を向けて呼吸をするとよりリラックスできます。
その時に色々な感情や言葉が浮かんできますが、否定はせず、すべてを一度受け入れてあげてください。
すると心が軽くなるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
心のケアの1つの手段として「涙を流す」ということをしてみてはいかがでしょうか?
ストレス軽減になり、気持ちもリセットされ、結果的に心や身体の健康に繋がりますよ(^^)
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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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