妊娠に欠かせないビタミンD

ビタミンDは女性の健康にとっていいことだらけです。
生理痛やPMSの軽減はもちろん、自然妊娠や不妊治療の成功率を上げて、流産をくいとめるなどの働きがあります。つまり、子宮の健康を守ってくれます!
今回はビタミンDが妊娠に欠かせない理由や、ビタミンDが多く含まれる食材なのどをお伝えいたします。

ビタミンDはホルモンと関係してる?

名からわかる通り、ビタミンDはこれまでビタミンと思われていたのですが、近年の研究により、女性ホルモンや男性ホルモンに似た一種であると理解されるようになりました。なぜかというと、日光を浴びる事で作り出す事が出来るからです。
体の中のビタミンDのうち、食べ物からとれるのは約2割。残り8割は紫外線に当たる事で体の中でつくられます。
若い女性はUVケアのしすぎや日中は外へ出ないなどが原因で血中のビタミンD不足の方が多くいらっしゃいます。顔や首はしっかりケアをして足や手だけで大丈夫なので少し日光に当てるようにしてみて下さいね。

ビタミンDは卵巣にもよい?

生理不順や不妊治療をされている女性に多い「多嚢胞性卵巣症候群」は、男性ホルモンが多く分泌されて、排卵がうまくいかなくなる事です。ビタミンDとカルシウムをとれば、多嚢胞性卵巣症候群を軽減できるという報告もあります。
また卵巣年齢(AMH)に関する研究では30代~40代で卵巣年齢が高齢化している人は血中のビタミンDの濃度が低いということがわかっています。

妊娠には欠かせないビタミンD

ビタミンDは子宮内膜を良くする働きがあるので、体外受精も成功しやすくなります。体外受精を行った女性のビタミンDを調べたところ、足りない人の妊娠率は38%、足りている人は78%という結果だったそうです。
また、男性不妊の原因もビタミンD不足であることが多いです。ビタミンDが足りてると足りてない人の精子運動率は、約2倍の差があるようです。
そして妊娠初期の流産予防にもビタミンDは大切です。妊活から妊娠後までしっかり摂るようにしておいて下さいね。

ビタミンDを多く含む食材

  • さんま
  • しらす
  • ブリ
  • しいたけ
  • 舞茸
  • えのき
  • きくらげ など魚やキノコ類に多く含まれています。

まとめ

いかがだったでしょうか。お医者さんによると、不妊治療中の人の8割はビタミンDが足りていないようです。ビタミンDだけが不妊の理由とは限りませんが、原因の一つかもしれません。妊娠しやすい体を目指すには、健康であるということが大切です。毎日太陽の光を浴びてバランスの摂れた食生活を心掛けるようにしましょう(#^^#)

 

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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文

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