妊活中は『おりもの』もチェック!

おりものはいい菌でできている

おりものとはなんでしょうか。
おりものとは体を守る大切なものです。
膣の中にのおりものの中にには、菌がたくさんいます。これらの菌は酸性で、膣からお腹へ雑菌が入ってこないように守っています。女性の体は男性と違って膣からも外とつながっています。ここを守ってくれているのがおりものなのです。

正常のおりものは、白っぽくて卵白のような見た目をしています。量は個人差が大きく、普段から多い人も、ほとんどない人もいます。通常、粘り気のあるドロッとした状態になります。

排卵時期は変化する

普段はこういう状態ですが、排卵の時期だけ、おりものは変わります。
排卵の時期のおりものは、精子が子宮の中に入っていきやすいように変化します。
この約2~3日間は量が増えます。色は透明に近くなり、粘り気は少し減り、とろみのある状態です。触ると伸びるのが特徴です。
排卵が終わると、おりものの量は徐々に少なくなってきます。色は透明からいつもの白っぽい色へと変わっていき、粘り気のあるドロッとした状態になります。
正常な変化はこの排卵にともなう変化です。

感染症に気を付けて

もし、明らかにおりものに色がついている場合や匂いが気になる場合は病院に行きましょう。緑膿菌などのばい菌いる場合は緑色になり、大腸菌がいる時は黄色っぽく、出血が混ざっていると赤茶っぽくなります。
またクラミジアや淋病などの感染症の場合もおりものが変化します。

デリケートゾーンのケアについて

デリケートゾーンは清潔に。が鉄則です。では正しい洗い方とはなんでしょうか?それは、膣の外側だけをデリケートゾーン用の石鹸で洗うことです。ぬるま湯のみで洗っても大丈夫です。
膣の中には酸性の菌がいて、雑菌が入ってこないように守っていますよね。それはつまり膣には自分できれいにする力である自浄作用があり雑菌が入ってこないしくみになっています。膣は酸性の菌で守られているので、膣の中は酸性になっているのが良い状態です。しかし、普通の石鹸はアルカリ性です。普通の石鹸で洗うと膣の中がアルカリ性に傾いてしまい、自浄作用が弱まってしまいます。ですので、膣の外側はデリケートゾーン用の石鹸やぬるま湯で洗ってほしいのです。
そして洗った後はきちんと拭いて、乾燥させましょう。湿ったままだとかゆみやかぶれの原因になる事もあります。

まとめ

いかがでしたか?
妊活中や体調管理として自分の生理周期によるおりものの変化を知っておく事はとても大切です。また、デリケートゾーンのケアをする事で生理痛や性交痛の軽減、さらにお肌もキレイになると言われています。是非気を付けてみてくださいね。

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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文

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