妊活中は「脾」の弱りにご注意ください
妊活中は体調管理が大切です。
いつも元気で不調がないことが生殖機能をより高めてくれ、妊娠するために必要な体の状態を作ってくれます。
6月は梅雨に入り、湿度が高い日が続きますね。
低気圧によって頭痛やだるさが出る方はいらっしゃいませんか?
東洋医学では6月は「脾(ひ)」の不調がでやすい時期と考えられており、これらの不調は「脾」が弱ることででる症状なのです。
「脾」とは胃腸の機能のことをいいます。
「脾」は食べ物から必要な栄養素やエネルギーを吸収し、全身に運ぶ機能があります。
また、水を全身に巡らす働きもあります。
「脾」が弱くなると必要な栄養素やエネルギーを各臓器に送る事ができなくなり、子宮や卵巣の働きも弱くなる可能性があります。
妊活中の方にとっても「脾」は大切な働きをしてくれますので、この時期は特に「脾」を労わってあげましょう!
6月に気を付けてほしいこと
- 満腹まで食べず、腹八分目にする
食べれば食べる程に胃腸は消化と吸収のために働いてくれています。
胃腸の機能が弱りやすいこの時期は消化不良にならないように腹八分目に抑えましょう。 - 1週間に1回16時間空腹の時間を作る
空腹時に体の細胞は余分な物を取り除こうと働いてくれます。
湿度が高いこの時期は体にも余分な水(湿)が溜まりやすくなります。
常に何かを食べている人や空腹を感じていない方に特におすすめです。 - 小麦を極力減らす
小麦粉に含まれているグルテンは腸の粘膜に炎症を起こしたり、食欲を増進させる中毒性があると言われています。
小麦の変わりにお米や米粉、おからに変えてみてください。 - 高脂肪食を減らす
ピザ・チョコレート・ポテトチップス・アイスクリーム・唐揚げ・ハンバーガー・フライドポテトなど。
カロリーは高いがあまり栄養バランスがよくない食べ物です。
これらは体の炎症を起こすものばかりです。
代わりに、ししゃも・しらす・煮干しなどの小魚がおすすめです。
6月おすすめ食材
胃腸が疲れていると感じた時や、体や頭が重だるい、むくみがきつい、最近よく内出血ができる、、
などの症状が出た時は「脾」が弱っています。
そんなときにオススメの食材は
- キャベツ
- サニーレタス
- もやし
- そら豆
- 大根おろし
- タコ
- ささみ
などがおすすめです。
まとめ
今までの習慣を変えることはとても難しく、特に今の日本は美味しい食べ物が多く我慢が大変ですよね(>_<)
ですが、一度習慣を見直すことはご自身の身体の回復はもちろん、赤ちゃんを授かること、そしてお子さんが生まれてきてくれてからの生活にも必ずプラスになります。
毎日我慢ばかりも大変ですので、たまにはお好きなものを食べるご褒美DAYも作って楽しみながら食生活の改善をしてみてください(*^^*)
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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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