妊活中は避けたいコーヒー
最近、当院の患者さまの傾向で最も多い不定愁訴が頭痛です。
先日のカウンセリングでも、妊活中だが頭痛がひどく、たまに嘔気があるとおっしゃる方がおられました。
その方の生活習慣をお伺いしました。毎日規則正しく起床され、栄養バランスの良い朝ごはんをしっかりと摂られ、夜ごはんも控えめにし、早い時間に就寝される、そんな完璧な生活スタイルではあるのですが、ただひとつ、気になることがございました。
それは、コーヒーを朝から3杯ほど飲まれ、仕事中もコーヒーが欠かせないとのことでした。
カフェインが妊活にもたらすこと。
お仕事がお忙しい中で、妊活を頑張られている方は多いです。お仕事をされていると、ついついコーヒーなどの嗜好品に手を出してしまう方が多いように思います。
コーヒーの場合、カフェインが含まれており、これが中毒性の原因であると言われます。
実はカフェイン摂取量と不妊は比例関係であるといったデータがあります。妊娠前からカフェインを摂り過ぎている方は、カフェインを全く摂取していない方よりも妊娠するのに時間がかかってしまうということです。
また、コーヒーを大量に摂取する生活スタイルが変わらないまま、いざ妊娠初期をむかえられたとき、流産のリスクを高めるといった恐ろしいデータもあります。
カフェインの摂取は、不妊だけではなく、不眠、頭痛の原因になることも多いので、どうしてもコーヒが辞められない方は、カフェインレスのディカフェを代用しましょうね。
妊活の大敵はコーヒーの過剰摂取だけではございません!
嗜好品はストレス緩和とも言われますが、中毒性があるため過剰摂取されやすいのです。
例えば、お仕事の昼休み後、お口が寂しくなったとき、ついつい甘い物を食べてしまうことございませんか?
お腹が空いていなくても、食べる癖がついてしまっている方も多いですよね。
甘い物、特に白砂糖は体を冷やす食品です。
甘い物の代表格であるチョコレートには白砂糖はもちろん、カカオも含まれています。
チョコレートやカカオの原産国といえば、ガーナが有名です。
コーヒー豆はブラジルやコスタリカで生産されているイメージがありますよね。
これらの食品はいずれも南の国で育ち、生産されます。気候が暑い土地で生活する方は、摂取することによって自らの体を冷やし、高温な環境の中でも生き抜けるよう工夫されています。
春夏秋冬と気温の変化があり、しかも一番熱い気温で35℃ほどの日本で、カカオやコーヒーを毎日大量に摂取していると、身体は冷えてしまいますよね。
妊活をされている方は特に冷えは厳禁です。
日本人は日本人に合った食事をすることが、冷え解消に繋がるのです。
例えば、毎日のコーヒーをほうじ茶に、チョコレートをあんこの大福に、クッキーをせんべいに、ビールやハイボールを日本酒(熱燗)に、少し変えるだけでも、体質は変わっていきます。
急にいろいろと変えるのは、ストレスと感じられるかもしれません。
無理のない程度にお身体を労わっていきましょう!
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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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