夜のスマホ習慣が、妊娠を遠ざけている?

夜寝る前、スマホを見る時間がついつい長くなっていませんか。妊活中は気になることを検索しているうちに、気づけば夜遅くなっていた…という方も少なくありません。

では、寝る前のスマホは本当に妊活に影響があるのでしょうか?

近年の研究では、夜間に画面の光を浴びる時間が長いほど 生殖に関わる機能や、ホルモン分泌に影響する可能性が指摘されています。 しかし、電磁波やスマホそのものが 不妊症の直接的な原因になるという明確な根拠は、現在のところは確認されていません。

問題なのは、「スマホの存在」ではなく、「使う時間」と「それによる生活習慣への影響」です

 ◎寝る前のスマホで睡眠リズムが乱れやすくなる理由 

スマホやタブレットの画面から発せられる光は、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌を抑制するといわれています。 メラトニンは夜になると分泌が高まり、体を眠りに向かわせる働きに関わっています。 画面の光によって、脳は「まだ活動する時間だ」と勘違いし、睡眠の妨げになってしまいます。

さらに、SNSやニュース、動画、妊活に関する情報を見続けることで、気持ちが高ぶったり、不安が強くなったりして、脳が休まらない状態になることもあります。

◎メラトニンが妊活にもたらす効果

メラトニンは睡眠ホルモンとしての働きだけでなく、実は強力な抗酸化作用を持つことでも注目されています。

抗酸化作用によって卵子や精子を酸化ストレスから守り、加齢や生活習慣によるダメージを軽減することで妊娠率の向上をサポートする効果が期待されています。

卵子や精子が良好な状態で保たれることで、正常な受精や良好な胚(受精卵)へと発育する可能性が高まります。

◎妊活中に睡眠リズムが大切な理由

睡眠中は体を休めるだけでなく、自律神経やホルモン分泌のリズムを整える大切な時間です。ぐっすり眠ることで「メラトニン」や「成長ホルモン」などが分泌され、身体の修復や代謝の維持、卵巣機能をサポートします。

さらに、睡眠リズムの乱れは女性ホルモンの分泌サイクルも狂わせ、月経不順や排卵の遅れを引き起こす可能性もあります。

なるべく毎日同じ時間に起床・就寝すること、朝は太陽の光を浴び、夜はスマホなどの強い光を避けるように意識することで体内時計が整いやすくなります。

こうした規則正しい睡眠習慣は、妊活中の健康管理にも役立ちます。

◎使い方を見直してみませんか

寝る30分前はスマホを見ない時間にする

通知をOFFにする

画面をナイトモードにし、明るさを下げる

枕元にスマホを置かない、少し離れた場所に置くようにする

通知を切ったりスマホを少し離れたところに置くことで、つい手に取ってしまう機会を減らし、画面を見る時間を短くできます。

寝る前の動画を見る時間、音楽を聴く時間がリラックスにつながっている方も多いと思います。 そのため、スマホを見ることを急にやめる必要はありません。 寝る30分前が難しければ、まずは10分前でも構いません。

妊活中はつい情報を集めたくなりますが、ときにはスマホを置いてゆっくり休む時間も大切です。 できることから少しずつ取り入れ、心と体がゆっくり休まる夜の時間を過ごしていきましょう。

北堀江アクア鍼灸治療院

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