不妊・妊活に鍼灸治療がよい理由【気血水編】
鍼灸治療が妊娠しやすい身体づくりによいと言われる理由があります。
それは、体質改善ができるからです。
体質改善とは、東洋医学では心身のバランスがよく、全身の機能が滞りなく働いていることと考えます。全身の機能が働くことで、生殖機能もよくなり妊娠しやすい身体に近づくことができます。
体質改善の中でも特に重要なのは「気・血・水」のバランスです。
気・血・水とは
体を維持する大切な要素で、この３つがバランスよく働いていることで心身の健康が保たれています。
気
全身の各機能を動かしてくれている目には見えない生命エネルギー
気の働き
①推動作用（すいどう）
人の成長や発育に関わります。
また血や水を全身に巡らせ、各臓腑（内臓）を動かしています。
②温煦作用（おんく）
全身と内臓を温めてくれます。
正常な体温を維持することができるのも気の働きのおかげです。
③防御作用
寒さや暑さ、ウイルスなどの外敵から身を守ります。
また、体の中に侵入してきた外敵（東洋医学では外邪といいます）を外へ追い出そうと戦ってくれます。
④固摂作用（こせつ）
体液が漏れ出るのを防ぎます。
血液が血管の外にあふれ出ないようにしたり、汗や尿の排出をコントロールしています。
⑤気化作用（きか）
食べ物を気（生命エネルギー）に変える働きです。
また作られた気を血や水に変える働きです。
このように、気は全身の機能と密接に関わり、生命活動をする上でとても大切な働きをしてくれています。
血
いわゆる血液などの血管内を流れる赤く栄養のある水分のことです。
働きは、全身を巡って各部位に栄養や潤いを与える・精神を安定させるなどがあります。
水（津液）
血以外の汗や唾液、リンパ液、胃液といったすべての体液のことです。
働きは、体内を潤す・関節をスムーズに動かす・体内の熱や興奮を抑える・水分のバランスを調整することなどがあります。
これらの働きが弱くなることで、全身の機能が弱くなり、生殖機能にも影響がでてくることになります。
特に気と血は、卵巣内の卵胞を育て良い卵子をつくるためには大切です。また受精した卵が着床する子宮内膜をふかふかにするためにも気と血は働いてくれています。
妊活をするご夫婦にとって気血水はとても大切なのです。
まとめ
今から妊活をはじめるご夫婦はもちろん、不妊治療をしているけどなかなか結果がでない、原因不明の不妊と言われたというご夫婦も、一度ご自身のお身体を見直してみるのもいいかもしれません。
東洋医学からの目線で、お身体の体質を確認し不妊の原因を見つけます。
そして、鍼灸治療や生活習慣・食生活のアドバイスなど、妊娠・出産にむけてしっかりとサポートさせていただきます。
一度、北堀江アクア鍼灸治療院までご相談ください(*^^*)
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不妊治療専門 北堀江アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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